Twiterから見る日本の現状
『女たちのフィンランド１』でも何度も取り上げたことだが、私は２度離婚を経験している。そして現在のパートナーは３度目の夫だ。最初の結婚の時、これは今から５０年近く前の1974年のことだった。当時の私は大学4回生。何もそんなに焦って結婚するほど大恋愛だったわけでもないのに、行き遅れないようにというようなムードに流されての結果だ。現在話題となっているような『夫婦別姓』なんていうものはその言葉すら知らない時代である。嫁に行くのか婿を取るのか、の二者択一。夫の姓を名乗…
選択制夫婦別性がここ最近、急激に取り上げられるようになってきた。夫婦同姓を強制しているのは、世界の中で日本だけだ。日本では民法750条により「夫婦の同氏」が規定されている。 民法の条文は「夫又は妻の氏を称する」となってはいるが、妻の姓を選んだのは全体の４.１％で、女性にとって法律婚と姓を変えることとは、ほぼ同一視されているのが現状である。「サザエさん」のある場面でも、花沢さんが「結婚したらさぁ、旦那様の苗字になるわけだから、かっこいい苗字の相手を選ばなくっち…
昨年5月に日本に行く旅行を計画していました。2010年12月に日本を出国してからの、まさに10年ぶりの帰国だったのですが、2月ごろからCovid-19の流行により予約した飛行機も全てキャンセルされてしまい、旅行は中止となりました。Covid-19の騒動が始まる前、私はほとんど日本の状況に興味がなくなっていて、福島の地震があった時でさえフィンランドの知人から教えてもらって知ったという状況でした。それが日本への旅行を計画していたがために否が応でも日本のコロナ状況…